こんにちは、オバラメガネです。
オバラメガネは、函館市、北斗市、札幌市、苫小牧市、三笠市、花巻市に9店舗を展開しているメガネ店です。
認定眼鏡士の資格を持つスタッフをはじめ、豊富な専門知識でお客様のメガネライフを支えます。
こどものメガネから遠近両用メガネまで、わからないことは何でもお問い合わせください。眼科処方せんも承っております。
今回は引き続き遠近両用レンズのお話、遠近両用レンズの種類についてお話しします。
遠近両用メガネに用いられるレンズはいくつか種類があり、それぞれを活用できるシーンが多いんです。
まずは、遠近両用レンズの特徴からおさらいしていきたいと思います。
遠近両用レンズには、遠近両用、中近重視の遠近両用、中近両用、近々両用があります。
遠近両用は、名前の通り遠くを見るときや、近くを見るときの両ケースで快適なレンズです。一般的に遠近両用レンズと呼ばれるものの多くが、この遠近両用となります。ショッピングやドライブといった日常シーンで非常に役立ち、手元を見るのにも重宝するものの基本的には遠くを見ることに特化しているものになります。
中近重視の遠近両用は、通常の遠近両用よりも近くを見るための視野が広いタイプです。
後述の中近両用や近々両用よりも、遠くを見るための視野が広いことはもちろん、手元のような近くや、それよりも距離が離れているものの遠くというほどではない中間の距離を見るのに役立ちます。
日常生活では、手芸や料理、パソコン作業をされる方におすすめ。メガネを複数持ち歩くのが嫌で一本使いしたい方にもおすすめです。
中近両用は、中間と手元を見るのに特化しています。具体的には1~2mの距離、手元の30~40cmの距離を特に見る必要があったり、見る機会が多い方におすすめです。
例えば、家でゆったりとTVを横目で観つつ、読書や編み物といった趣味を楽しむときや、会議中にホワイトボードを観ながらメモやパソコン入力をするときに重宝します。このように、遠近両用では不便に感じる方向けで、遠くを見ることは不得手になりますので、遠近両用と中近両用は二本使いにすることをおすすめします。
また、中近両用は中距離~近くに特化しているため、ある程度遠くにも視野を確保したいドライブやアウトドア、ウォーキングには不向きです。
近々両用は、手元の距離30~40cmほどに特化したものになります。
一般的な老眼鏡よりもかなり視野が広くなるため、お仕事ではパソコン作業や書類の確認、日常では読書や新聞でも役立ちます。
上記4種類それぞれが用途と特徴が明確に分かれているため、お客様の使用用途や日常生活・趣味、お仕事に合わせてレンズを選ぶことが重要です。
遠近両用メガネは基本的に1枚のレンズで視線を動かすことで見え方が異なるという構造をしているため、最初は独特な視界を不安に思うかもしれません。
オバラメガネのお客様の中には、近視用の度数を少々弱めでメガネを作る方もいらっしゃいます。近視用の度数を弱くすることで視界の歪みを少なくできるため、全体的に見やすくできますが、手元が少々見えづらくなるため、注意が必要です。
遠近両用メガネを使う際は、慣れるのに時間がかかる場合がありますので、はじめて老眼鏡を作る方は初めから遠近両用レンズを使うことをおすすめします。
また、家でできる遠近両用レンズに慣れるトレーニングをご紹介します。
初めはメガネをかけて座った状態で徐々に慣らしていき、大丈夫だと思ったら少しずつ家の中でメガネを着けたまま行動範囲を広げていくという方法です。
少しずつ装着する時間を増やして、慣れていくようにしましょう。
万が一自分に遠近両用レンズが合わないと感じた場合は、オバラメガネにご相談ください。保証の範囲内で、作り直しも行えます。
今回は遠近両用レンズの細かな種類からそれぞれの活躍シーンについてのご紹介でした。
初めての遠近両用レンズの視界に戸惑う方も少なくありません。
特徴を把握して、自分に合った遠近両用レンズを選んでください。
メガネ全般、眼や見え方のこと、技術的なことはもちろん、似合うフレームのご提案なども専門スタッフに気軽にご相談ください。
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