こんにちは、オバラメガネです。
皆さんは遠近両用レンズの購入を検討したことはありますか?
前回の記事では、遠近両用レンズの種類についてご紹介しました。
しかし、種類以外にも遠近両用レンズを選ぶ上で気になること、抑えておきたいポイントはまだまだあります。
自分はまだ必要ないと思っていても、実は今すぐ遠近両用レンズを使ったほうがより快適な生活を遅れる方もいるかもしれません。
特に、今の見え方で老眼鏡が必要かどうか悩んでいる方は、今回の記事を読むことで、より理解を深めて検討していただけたらと思います。
今回は、日常生活で自覚しやすい老眼の症状をご紹介します。
まず、老眼と聞いて一般的に思いつく症状は下記でしょうか。
・視力が低いわけではないのに小さい文字が見づらくなった
・ものを見るために目に力が入っている気がする
・原因がわからないが、肩こりや頭痛が目立って慢性化している
・夜になるとものが見づらくなった
上記の症状は全て老眼のサインです。
老眼とは、視力の低下とは別に、年齢を重ね、眼の筋力の低下によって、ピント合わせが弱くなっている状態になります。
主に眼で老化するのは、レンズの役割を持つ水晶体とそれをコントロールする毛様体筋(もうようたいきん)。老化が進むことで水晶体が硬くなり、弾力が失われていきます。その結果、毛様体筋では水晶体の厚みをコントロールできなくなり、結果ピントが合わせにくくなります。
眼は悪くないのに、日が沈んでくると遠くが見づらい気がする、という症状も気のせいではなく、眼のピントを合わせる力の低下によって遠くにピントを合わせにくくなっているために起こっています。
老眼鏡を選ぶとき、オバラメガネがおすすめするのは遠近両用レンズです。
遠近両用レンズの老眼鏡一つで遠くと近くにピントを合わせる機能を持つため、用途に合わせて複数のメガネを持ち歩く必要がなく、非常に快適に生活することができます。
主なレンズの特徴や種類は前回の記事にてご紹介しています。
遠近両用レンズを検討している方でまだ読んでいない、という方はぜひ読んでいただくことで理解が深まります。
はじめての遠近両用レンズ~レンズの種類 – (https://www.obara-megane.jp/select/progressive_lens/)
また、近年ではスマホ老眼と呼ばれる症状もあり、これは若年層である10~20代でも起きる可能性があります。
特に近視の若者が裸眼でスマホやパソコンの画面を見続けることで、毛様体筋によるピント合わせが発生しないため水晶体が使われず、硬くなります。その結果、通常の老眼と同様の症状が現れてしまいます。
裸眼ではなくコンタクトレンズやメガネによる視力矯正を行っている状態でも、逆にピント合わせを行ったまま毛様体筋が凝り固まり、水晶体を調節したままの状態からピントが固まってしまうという症状もあるため、注意が必要です。
もしも自分はまだ若いのに手元が見づらくなった気がするなど、老眼のような症状が現れた場合は眼のストレッチに効果のある目薬を点眼する、もしくは眼科にかかるのをおすすめします。
今回は老眼で自覚しやすい症状を中心にご紹介しました。
一つでも当てはまる気がする、と感じたら我慢せず眼科やお近くのメガネ店にご相談ください。
メガネ全般、眼や見え方のこと、技術的なことはもちろん、似合うフレームのご提案なども専門スタッフに気軽にご相談ください。
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