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近頃、外に出るといつもより眩しく感じることはありませんか?
白内障など眼に関する手術を終えた方は特にその傾向が強くありますが、特に病気や手術といった経験がなくても眩しいと感じる場合は、自覚できていない原因が日常生活に潜んでいるかもしれません。
他の人が気にならない光に対して眩しく感じる状態を、羞明(しゅうめい)といい、人によって症状の度合いは違うものの、重度になると室内の蛍光灯すら眩しく感じて涙が出てしまうこともあります。
今回は、光を特別眩しく感じる状態の羞明と対策、サングラスについて解説していきます。
羞明には大きく3つの原因があります。
1つ目は、瞳孔の調節が上手くいっていないこと。
眼は瞳孔から光を取り入れ、虹彩と呼ばれる部分で目に入る光量を絞って適切な量にしています。虹彩に何らかの異常が起きていると、上手く光量を調節することができなくなるため、必要以上の光が目に入り、眩しく感じてしまいます。
2つ目は、水晶体の異常。
通常、眼に入った光は水晶体を通して直線に進み、奥の網膜に届くことで脳が景色を認識しています。ここで水晶体に異常があると、光が正しい方向に進まず、水晶体の中で光が乱反射を起こすため、眩しく感じてしまいます。
水晶体に異常がある状態とは、主に白内障のような水晶体が濁っている状態や、加齢による毛様体筋の衰えと水晶体の硬化(一般にこの状態は老眼と呼ぶ)が代表的です。
3つ目は、網膜や視神経の異常。
網膜が原因の場合は、傷がつくことで凹凸が生まれるため、それが原因で光が乱反射します。網膜や水晶体に原因がなく、眩しさが気になる場合は、視神経の疾患を疑った方が良いでしょう。
眩しさを我慢して生活するのは、ストレスにつながるため、早めの解消とケアを心がけることが大切です。
眼に入る光の中でも、太陽光や車のライトなどの黄色光は非常に視界の感度が高いため、ぎらつきが多く眩しく感じます。羞明の症状が自覚できる場合は、これらをカットできるサングラスの活用がおすすめです。
羞明の程度は人によって異なるため、自分に合ったレンズカラーのサングラスを選ぶ必要があります。
自分に合った色を選ぶコツとして、1つ目は眩しくないか、というシンプルな点です。眩しくない状態がわかりにくい場合は、ぼやけていないか、白っぽくないか、といった点を意識すると良いです。
2つ目は、コントラスト(明暗比)がはっきりしているかです。コントラストがはっきりすることで、道路の凹凸や横断歩道の白線、信号の光といった部分を見分けることができるようになります。
3つ目は、暗すぎず、着けていて疲れを感じないかです。単純に見えにくく疲れてしまうということがストレスにつながるため、常用には適さないです。
これらを意識することで、自分に合う使いやすいサングラスを選ぶことができます。
今回はいつもより眩しく感じるときのことや、それに合うサングラスの選び方についてご紹介しました。
サングラスは強い光や紫外線から眼を守りながらクリアな視界を保てるアイテムです。しっかりと活用して、気になる眩しさをカットしましょう。
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