こんにちは、オバラメガネステイ店です。
オバラメガネは、函館市、北斗市、札幌市、苫小牧市、三笠市、花巻市を中心に展開しているメガネ店です。
メガネ作製技能士の資格を持つスタッフをはじめ、豊富な専門知識でお客様のメガネライフを支えます。
こどものメガネから遠近両用メガネまで、わからないことは何でもお問い合わせください。眼科処方せんも承っております。
オバラメガネにご来店いただくお客様から、
『レンズにキズが入ってしまったんだけど直せる?』
『洗ってもレンズがきれいにならないんだけどどうして?』
というレンズのキズや汚れについての質問が寄せられます。
今回はそういったレンズについての質問にお答えしつつ、メガネのレンズ交換に適したタイミングについて解説しますね(^^)/
まず一度レンズにキズが入ってしまうと残念ながら直すことはできません。
キズが入ってしまったレンズは、基本新しいレンズに交換となります。
では、レンズにキズが入らないようにするにはどうしたらよいのか、と気になりますよね。
自分ではメガネのレンズを大切に丁寧に扱っていたつもりでも、日頃の使い方次第で知らない間にキズが入っている、ということがあるのです。
レンズにキズが入る原因で最も多いのは、意外にも拭きキズなのです。
↑レンズの中心に細かいキズが無数に入っていますが、おそらくレンズをゴシゴシと空拭きしてしまったり
メガネケースにしまわずそのままポケットやバックにいれてしまったことで、付いてしまったキズと思われます。
プラスチックレンズは軽くて丈夫ですが、
その反面キズが付きやすいというデリケートな部分もあります。
なので、レンズが汚れてしまったらまずは水洗いをしましょう。
(この時ぬるま湯やお湯を使用するとレンズのコートを傷める原因になるので必ず水で洗います。レンズの表面についているコートは熱に弱いので、注意!)
その後はティッシュで水気をとり、レンズ専用のメガネふきで軽く拭きます。
このとき、ティッシュで水気を取るときもレンズを強く拭かないようにしましょう。ティッシュは乾いている上に繊維が荒いため、あっという間に細かい傷まみれになってしまうこともあります。
また、ごみが付いた汚れた布で拭くとキズの原因になりますのでメガネふきも清潔に保ちましょう。汚れたメガネ拭きには、思ったよりも細かいゴミが布の目に詰まっているので、レンズを傷つけてしまいます。
洗っても洗ってもきれいにならない…
これはレンズについた汚れではなく、レンズに元から施されている表面のコートがはがれてしまっている状態です。
キズやクラックなどによりレンズ表面が荒れた状態になると、水分などが浸み込みやすくなります。
水分が浸み込んでくとコートの密着性を弱め、やがてコートのはがれに至ることもあるのです。
そのほかにも、レンズのコート剥がれは化粧品、汗、ヘアスプレーなどが原因となることがあります。
この写真のレンズは中心から下側のコートがはがれているので、
頬骨当たりの皮膚がレンズに当たっている状態から、汗が染み込んだのが原因かもしれません。
コート剥がれのレンズの傷みも、レンズ交換の対象となります。
メガネレンズは、55℃以上に加熱されることでクラック(ひび)が入ることがあります。
例えば炎天下の中、運転用のメガネを車のダッシュボードの上に置きっぱなしにすると
クラックが入る原因となりますのでお気を付けください。
特に今年は日常的に猛暑日が続きます。
運転用メガネは視力矯正が必要なドライバーの生命線とも言える大切なアイテムになるので、面倒くさがらずに家に持ち帰り、ケースで保管するようにしてくださいね。
近年のメガネはプラスチックレンズが主流となっておりますが、
ガラスレンズだとキズは入りません。
キズや熱に強いガラスレンズですが、
落としたり、ぶつかったり、
衝撃を与えると割れてしまうというデメリットがあります。
そして重く、使えるフレームにも限りがあります。
ガラスレンズは工場や塗装関係でレンズにキズが入りやすいお仕事をしている方にはおすすめです。
しかし、ガラスレンズは紫外線カットの機能をつけることができないので、メガネを普段使いをされる方は、プラスチックレンズをおすすめします。
メガネを長く快適にお使いいただくためにプラスチックレンズは、キズ防止コートをつけることもできます。
レンズ交換に適しているタイミングは、以下が主です。
・メガネを使っていて度数が変わったと感じる
・レンズにキズが増えてきた
・きれいな布でレンズを拭いても汚れが取れない(コーティングはがれ)
メガネを日々使っていて上記のような違和感を覚えたら、それはメガネのレンズ交換のサインです。
他にも、理由に覚えがないのに肩こりや頭痛、眼精疲労が気になるという方も、レンズ交換をするとすっきりするかもしれません。見えにくいメガネは、目に負担をかけるため、意外にも目以外に身体の不調の原因になることがあります。
疲れ目は目の酷使以外にも、キズが視界に入ることによるストレスで過剰に目が働いてしまったせいで起こったりもします。
見えにくいな、と感じたらすぐにメガネショップに相談してみてくださいね。
メガネのレンズ交換が必要なタイミングや、レンズのことで気になることのお話でした。
最近メガネのレンズの汚れがあまり取れない、キズか汚れかわからない、といったことが気になる方は、今お使いのメガネのレンズをぜひチェックしてみてください。
拭いても採れない細かいキズ、気になるコートはがれがある方や、拭いても汚れが取れないという方は、レンズ交換のタイミングかもしれません。
レンズにキズやコートはがれもなく、見えにくいという方はメガネの度数の問題かもしれませんので、メガネショップに相談しましょう。
オバラメガネは、いつでも無料で検査いたします。
メガネ全般、眼や見え方のこと、技術的なことはもちろん、似合うフレームのご提案なども専門スタッフに気軽にご相談ください。
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