こんにちは、オバラメガネ日新店です。
オバラメガネは、函館市、北斗市、札幌市、苫小牧市、三笠市、花巻市を中心に展開しているメガネ店です。
メガネ作製技能士の資格を持つスタッフをはじめ、豊富な専門知識でお客様のメガネライフを支えます。
こどものメガネから遠近両用メガネまで、わからないことは何でもお問い合わせください。
眼科処方せんも承っております
今回は、メガネの買い替え検討中のあなたに知ってほしい、メガネレンズにいれてみたくなるレンズのコーティング講座です。
「キズ防止」と「帯電防止」のコーティングをメインにご紹介していきます。
「メガネのコーティングって何?」や「別にメガネのコーティングなんていらない」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、実はメガネのコーティングの役割ってかなり重要なんです。
メガネを使う上で、コーティングがどう役立っているか、特にメガネの買い替えを近頃検討している方こそ、知ってもらいたいです。
そもそもメガネの買い替えを検討する理由は何でしょうか?
度が合わなくなってきたから?
新しいメガネが欲しいから?
メガネの買い替えを検討する理由は、いろいろあるのですが
メガネの買い替え理由で意外と多いのが
「レンズがやばい状態になってきたから」
です!!
え?やばい状態……?
と一見メガネがどんな状態になっているのか、想像がつきませんよね。
メガネの買い替えをご相談いただくお客様がおっしゃるのですが
メガネショップ店員からすると「見えにくそう~!」
だったり
「眼に悪そう…」と、感じる状態が、メガネレンズが”やばい状態”です。
一見わかりにくいのですがレンズの端が白くなってるのは、コーティングがはがれて白く反射している状態です!
なぜメガネレンズがやばい状態になったのか
思い当たる理由が無い方でもよくよくお話を伺うと
・服で拭く(!!)
・飲食店の紙ナプキンで拭く
・眼鏡の拭き方の力が強い
・眼鏡を適当に置いている
・水滴がよくつく仕事や環境にいる
・埃っぽい所で働いている
・眼鏡が下がってきたら作業中は手を離せないから腕や肩で直してる
・お風呂やサウナに眼鏡をかけて入る
・石鹸やボディソープで眼鏡を洗っている
・眼鏡かけてドライヤーする
・眼が小さくなるのが嫌で人と会う時はメガネを鞄やポケットに入れる
・老眼鏡だから使わないときはポケットに入れている
など、皆さん十人十色のレンズを傷める行動をされてます。
メガネを普段着用されている方で、思い当たる節が1つや2つありませんか?
特に、
・お風呂に入る
・ドライヤーにかける
は、通常のプラスチックレンズでは熱に耐えられない上、元々レンズについているコーティング自体が熱に非常に弱いので、NGです。
耐熱用のレンズか、ガラスレンズにされると
普通のプラスチックレンズよりは改善されるかと思いますが、結局のところレンズについている元のコーティング自体が熱に弱いことから、レンズの劣化を早めるのでなるべく避けるようにしましょう。
・石鹸やボディソープで洗う
は、熱同様にレンズ表面のコーティングをはがしてしまいます。
メガネのレンズを洗いたいときは、お台所にある中性洗剤で洗ってくださいね!
上記以外の思い当たる節は
レンズに傷がつきにくいコーティングを付けると今よりは改善するかもしれません。
メガネを着用していて、荒々しく扱った覚えがなくても細かい傷が付いているな~と思ったとき、普段のメガネを拭くときにどうするか、行動をよく思い返してみてください。
レンズをそのままメガネ拭きやティッシュで拭いていませんか?
レンズを1番傷付けない拭き方は
まず「水洗い」をすることです。
ホコリが付着したままレンズを拭くと
レンズにぐりぐりとホコリを押し付けて拭くことになります。
感覚的に言うと靴に小石が入ったまま歩いてる時みたいな感じでしょうか?
小石自体は痛くないのですが、体重がかかると足の裏が痛くなっちゃいますよね。
ホコリ自体はレンズに傷を付けませんが、
レンズを拭く時に上から強い力がかかるとレンズに傷をつけてしまうのです。
水洗いした後にレンズを拭く時も、
強い力で拭くとメガネ拭き用の布(セリート)に絡まっているホコリでキズをつけてしまう事もあるので
メガネ拭きはこまめにお洗濯しましょう!
「柔らかいきれいな布でサンドイッチをつまむような優しい力で拭く」のが一番レンズにキズを付けない拭き方です。
拭き方で傷が付いてしまう理由、お分かりいただけましたか?
メカニズムがわかったとしても……
いちいち水洗いするの面倒くさく感じてしまいますよね。
メガネ店の店員ですらめんどくさいと思ってしまう水洗いを
キズ防止のコーティングを付けることで
あまり気にせず汚れを拭けるレンズにするということができるんです。
メガネにキズ防止コーティングをつけることで、さらなるメリットが!
裏面反射UVカット、聞き慣れない言葉かと思います、実は意外と重要です。
よく聞く「UVカットレンズ」は
あくまでもレンズの表面のみがUVカットの機能を持つ、という意味なんです。
表面だけがUVカットレンズの機能を持っているということは、目に近い方の裏側(内側)のレンズが紫外線を反射して、眼に紫外線が入ってしまうことを意味します。
通常のUVカットに加えて、裏面UVカットのコーティングを施すことで徹底的に紫外線をカットできるのです。
図では矢印の紫外線がレンズに当たって内側に反射しているように表現していますが
実際はレンズの裏面で反射することなく紫外線が吸収されるようになります。
紫外線は全ての眼病の元になると言われているので気にかけたいですね。
帯電防止のコーティングを使うことで、レンズをもっとキズが付きにくいレンズにすることができます。
「キズ防止」のコーティングを強化しただけではなく、
裏面のUVカットも付いている上に
ほこりや花粉が静電気で付着しやすくなるのを防止します。
前述した通り、ほこりがついている状態で強くメガネを拭くとレンズにキズが入りやすくなるので、帯電防止のコーティングがキズに強くなるという理由がよくわかっていただけるかと思います。
ティッシュで拭いた後に残るゴミが付きにくくなるので、気持ちもスッキリ!
帯電防止のコーティングは、便利な分お値段は通常のキズ防止コーティングから倍の価格になりますが、3年以上、同じメガネを使うことを考えると、その差は1日2円ほどです。
(365日×3年=1095日に対してキズ防止と帯電防止のコーティング差額1枚2,200円÷1095日=2円‼)
1年過ぎた辺りから気になってくるレンズのキズやほこりが少なくなるということは
日々のストレスが少し減るという事になるので、快適なメガネライフを送ることができます。
メガネのキズ防止コーティングについての解説でした。
お気に入りのメガネで快適なメガネライフを長く過ごすために
「キズ防止」や「帯電防止」のコーティングを付けてみてはいかがでしょうか?
レンズについてのご質問どしどしお待ちしております。
コーティングに限らずレンズで気になることは、オバラメガネにおまかせください。
メガネ全般、眼や見え方のこと、技術的なことはもちろん、似合うフレームのご提案なども専門スタッフに気軽にご相談ください。
しっかり時間を取ってお話を伺いたく、事前に来店のご予約をいただくと、よりスムーズなご案内ができますので、ぜひWEB来店予約をご利用ください。
>>>来店予約はこちら