こんにちは、オバラメガネです。
オバラメガネは、函館市、北斗市、札幌市、苫小牧市、三笠市、花巻市に9店舗を展開しているメガネ店です。
認定眼鏡士の資格を持つスタッフをはじめ、豊富な専門知識でお客様のメガネライフを支えます。
こどものメガネから遠近両用メガネまで、わからないことは何でもお問い合わせください。眼科処方せんも承っております。
引き続き、春夏のアウトドアにおけるサングラスのお話しです。
春夏は車でどこか遠くに出かける機会が多い季節。天気の良い日に山でキャンプや海で海水浴といった目的で外に出ると、眩しくて運転しづらいと感じることはありませんか?
そういったときこそ、サングラスの出番です。
今回は第三弾として、サングラスとドライブについて深掘りしていきたいと思います。
1年の内、夏至(6月22日ごろ)を過ぎたあたりから太陽の位置が低くなるため、キャンプや海水浴のシーズンとなる7~8月頃の朝と夕方は非常に日差しが眩しく感じる時間帯となります。このあたりの時間は、出発や帰宅の時間と重なることが多いため、運転には特に気をつけなければいけないですね。
運転中に眩しくて危険なのは、道路標識や信号、対向車が視認しづらく事故につながるおそれがある点です。その対策として、カーテンやサンシェードをつけたり、車に備え付けられている日除けのサンバイザーをフロントガラスに向けて設置することは、視界を遮り危険ですので、道路交通法によって禁止されています。
こういった状況で、視界を遮らずに眩しさの対策ができるのが、サングラスの利点です。
運転中に眩しさを低減することで、早めに危険を察知して、安全に運転できます。
目が離せない運転中はどうしても道路から乱反射する日差しが眼に入り、疲労に繋がりやすいため、疲労軽減の役割としてもサングラスは役立ってくれます。
しかし、サングラスの中にも運転に向いていないものもあります。
運転時に使用できるサングラスのレンズは、日本工業規格(JIS規格)で定められている基準値があり、視感透過率という値が大きく関わってきます。この基準値を満たさないサングラスは、原則運転には使用できないという考え方になります。
視感透過率は、別名・可視光線透過率。目に見える光をレンズがどれだけ通すか、という基準の数値になります。数値は0~100%の間で定められており、0%に近いほど光をカットでき、100%に近いほど光を通します。
JIS規格で定められた基準では、運転用サングラスは下記の要件を満たしたもののみを認めています。
・視感透過率8%以下のレンズは、運転用または道路での使用を目的としていないため、適さない
・分光透過率500~600nmの波長域での分光透過率の最小値が、0.2視感透過率(20%以上)であること。
・昼間の運転には、視感透過率が8%をこえていること。
・夜間の運転には、視感透過率が75%以上であること。
・運転用または道路での使用に適するために、赤、黄、緑、青の色を識別できる色調であること(信号の誤認識防止)。
今回はドライブとサングラスについてのお話しでした。
快適な安全運転において、クリアな視界は重要な要素です。眩しさを無理して我慢すると、思わぬ事故に遭ってしまう可能性がありますので、安全のためにも一つサングラスを常備するようにしてみましょう。
ちなみに、サングラスのレンズはコーティング剥がれなどで熱に弱いので、夏場の車内で保管せず、家の中の日差しが当たらない涼しい場所で保管してくださいね。
メガネ全般、眼や見え方のこと、技術的なことはもちろん、似合うフレームのご提案なども専門スタッフに気軽にご相談ください。
しっかり時間を取ってお話を伺いたく、事前に来店のご予約をいただきますと、よりスムーズなご案内ができますので、ぜひWEB来店予約をご利用ください。
>>>来店予約はこちら